- 産婦人科
- 分娩のご案内
産婦人科分娩のご案内
分娩について
- 当院では原則として自然分娩を方針としておりますが、経産の方はご希望により計画分娩も行っております。
- 患者さん個人個人のバースプランに基づいた分娩にお応えしています。
- 立ち会い分娩も可能です。
- フリースタイル分娩(側臥位・四つ這い)にも応じています。
- ラマーズ式呼吸法もご指導しております。
- ご希望によりカンガルーケアも行っています。
- 無痛分娩も行っています。(予約制)
定期健診
次のスケジュールでご来院ください。
- 妊娠23週(6ヵ月)までは1ヵ月に1回。
- 妊娠24~35週(7~9ヵ月)は2週間に1回。
- 妊娠36~39週(10ヵ月)は1週間に1回。
外来は予約制をとっております。再来受付機をご利用ください。
出血・腹痛・むくみなどの異常を感じたときはその都度ご来院ください。
ご希望の方にはおなかの赤ちゃんの性別をお教えしています。
分娩予約をお早めにおすませください。病室は特別室、洋個室、2人室、3人室があります。
出生前検査とは
胎児超音波検査による形態疾患(奇形)などの検査と、遺伝学的な染色体疾患などの検査に大きく分けられます。
当院では妊婦健診の一環で胎児超音波スクリーニング検査を行っておりますが、染色体疾患などの検査(当院ではNIPT、羊水検査)は希望者のみ行っており、個別での対応となります。
当院でNIPTや羊水検査を希望される方はカウンセリングを受けていただく必要があります。また、それらの検査を受けるか受けないか迷っている方はカウンセリングを受けることをおすすめします。
NIPT、羊水検査は全員が受けなければいけない検査ではありません。
注意事項
カウンセリングは予約制で、ご夫婦やパートナーと一緒にカウンセリングを受けていただく必要があります。
- カウンセリング実施時期
- 妊娠8週~12週
- カウンセリング料金
- 5,500円(税込)
胎児超音波スクリーニング検査
当院では赤ちゃんの発育状態を確認するために、超音波(エコー)を用いて『妊婦健診』及び『胎児スクリーニング検査』を行っております。
超音波検査では赤ちゃんの推定体重や性別のほかに、赤ちゃんの状態や大きな奇形・異常などがわかります。
胎児スクリーニング検査とは…
赤ちゃんのからだや心臓などを通常の妊婦健診時よりもくわしく観察し、生まれてすぐに処置が必要な異常がないかを検査します。生まれる前に異常をみつけることにより、赤ちゃんにとって最適な分娩施設・時期・方法を選択することができ、ご家族にとっても安心・安全なお産につなげることができます。
胎児超音波スクリーニング検査は、妊娠18~19週、28~29週頃の妊婦健診時に行います。 検査時間は15〜20分ほどとなります。検査室への入室はご本人のみとなります。お子さんを含めご家族の入室はご遠慮いただいております。
確認事項
- 超音波検査ですべての異常がわかるわけではありません。たとえば、染色体や遺伝子の異常はわかりません。
- 胎児スクリーニング検査では、赤ちゃんの向きや位置により見えにくい場合、検査日を改めさせていただくことがあります。
- 赤ちゃんに異常が疑われた場合、必要に応じて高次医療機関へ紹介させていただくことがあります。
- 小児科医立会いのもと、出生後に再度、新生児の超音波検査をさせていただくことがあります。
4D超音波
当院では4D超音波を導入しております。胎内で立体的に動く赤ちゃんをご家族でご覧になってはいかがでしょうか?
4D超音波とは
3D超音波とは3次元超音波のことです。つまり、超音波でおなかの赤ちゃんを立体的な映像で見ることが出来る技術のことです。
4D超音波とは3D超音波に時間的要素を加えたもので、おなかの中で動いている赤ちゃんの様子を立体的に動画として見ることの出来る技術です。
ご家族が赤ちゃんの様子を把握するための分かりやすい画像として2D超音波画像より定評があります。胎動があることや赤ちゃんが大きくなることを体で感じることが出来ますが、おなかの中の赤ちゃんの様子をより分かりやすく視覚化出来ることが、母子のつながりをよりいっそう強くすることにも一役買っているといえます。
月・火・木・金 | 14:00〜15:00 |
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水 | 14:00〜16:00 |
- 1回
- 4,000円/20分(双子の場合は6,000円となります)
母親学級
母親学級について詳しく見る周産期メンタルケア
産後メンタルトラブルはなぜ起こるのか?
- 内分泌(ホルモンバランス)の激変に脳が慣れない
- +
- 環境の激変(価値観、責任、生活、役割)
マタニティーブルーはマリッジブルーとは全く違います
マタニティーブルーは産後3〜10日に始まり、涙もろさやイライラしやすい・不眠などの症状が現れます。一時的(約2週間)なものですので、特に治療は必要ないと言われています。
欧米では50〜80%の高頻度で症状が現れます。マタニティーブルーから産後うつへ移行するのは5%程度と言われていて、病気ではなく生理的反応(月経前や更年期の状態)に近いとされています。
お産が近づくと
次のような症状が現われてきます。
- 胎動が少なくなったり、胃のあたりが空いた感じがしたり、トイレが近くなります。
- お産がさらに近づくと、不規則ですが軽い陣痛のようなおなかの張りを感じるようになります。
入浴し、からだを清潔にしておきましょう。
次の場合は早めにご来院ください
- 初産婦の方は規則的な陣痛が10分おき位になったとき(遠方の方は早めにご来院を)。
- 経産婦の方は、初産のときに比べ生まれるまでの時間が早くなりますので、出来るだけ早めにご来院ください。
- 破水(水がおりる)したり、出血があったときは、大きめのナプキンをあてて早めにご来院してください。入浴・シャワーはしないでご来院ください。
ご来院の際は、あらかじめお電話でご連絡ください。
TEL. 027-219-4103